先日、
戸田市にある住宅設備業を営む方から、
今ご覧のこのホームページを見て
お問い合わせががありました。
最初に頂いたお問い合わせのやり取りは、
下記の通りです。
お客様
A4片面カラー印刷のチラシで、○○○○○枚でいくらになりますか?
私
チラシの料金には、チラシと言う印刷物の料金と、チラシに印刷する内容を作る料金とがあり、チラシと言う印刷物の料金なら料金表がありますから直ぐ答えられますが、チラシの内容を作る料金は、お客様がどのようなチラシを考えているのかで、手間暇や付加価値が変わり、料金が変わりますので、直接お会いして、お話しをお聞きしないと答えられないんです。
お客様
分かりました。
チラシの下書き(案)があるので、それをメールで送ります。そして、また電話します。
私
はい、わかりました。
お待ちしています。
という会話で電話を切りました。
そしてメールが届き、
添付されたデータをダウンロードして
拝見したところ、
イラストの部分はデザイナーがすでに作成しており、
文字の部分だけすべて、
手書きで書き添えてありました。
その送られてきた資料を拝見して、
私の判断は、
誰に見せたいチラシなのか「ターゲット」が定まっていない。集客チラシとはどのようなものなのかを教えることが先だ。
でした。
そのため、
再度電話があったら、
訪問日時を打ち合わせして
お伺いしようと考えました。
夜の8時過ぎに、
そのお客様から電話があり、
訪問する旨をお話ししたところ、
何か、
今すぐでも話しを聞きたい様子でしたので、
その電話で説明することにしました。
先ずは、
送られてきたチラシの下書きの
キャッチフレーズ(ヘッドライン)を見ての
私の感想を述べたところ、
お客様の口から
「ターゲット」がはっきりしていないということですね
「ターゲット」という言葉を使ったのです。
と言うことは、
多少でも
「どのようなチラシを作れば良いのか」
を知るための努力をしたということですから、
私の感じたことを噛み砕いて
分かる言葉でわかるようにお話ししました。
そして、
「なるほど、わかりました」
と ご返事が返ってきました。
引き続き、
そのお客様に、
次のような質問をしました。
あなた様は、チラシや広告や看板を見て、もし気になった情報があったらどのような行動をしますか?
お客様
とりあえず、その相手を確認するために、スマホでホームページを見ます。
私
ところであなた様にはホームページがありますか?
お客様
ホームページはまだない。
このやり取りで
あなたはどのように思いましたか?
ひとことで言うと、
チラシと言う媒体を使う環境ができていない!
と言うことです。
なぜだと思いますか?
このお客様ご本人もやっている通り、
スマートフォンの普及で
消費者の購買行動が
何か気になった広告や宣伝や情報があったら、その相手をスマホでホームページを見て、どうするかを決めることが当たり前となったからです。
特に、
新規集客を目的としたチラシであれば、
ホームページが無いのは「致命傷」になります!
このことをお客様に、
素直にありのままにお話しし、
電話を切りました。
縁あってお問い合わせ頂いたお方です、
私も本音でお話しをしました。
話しは変わりますが、
人はなぜか、
買い手の立場から売り手の立場になると、
特別な人
になりがちでなんです。
一般の普通の消費者の常識や価値観では
なくなってしまうのです。
売り手のご本人一人が「特別な人」なら
何の問題もないのですが、
その「特別な人」の
常識や価値観で作ったチラシを見る人は、
ごく普通の常識と価値観を持った消費者ですから、
世間では相手にされない集客チラシ!
となってしまうのです。
売り手の立場であるあなたは、
この取り返しのつかない
勘違い
を 絶対にしないことを願っています!
以上
チラシの作り方.考え方が分からない知りたい時は
いつでも電話でどうぞ! 電話には 私(新井)が出ます。
さいたま市(岩槻区除く).戸田市.蕨市 9:00~20:00 土.日も営業
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